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目次
エピソード0
幼少
木下いづみ誕生
エピソード1
学生
エステを志すきっかけ
エピソード2
専門学校
親の反対の末に
エピソード3
社会人
プロとしてのスタート
と挫折
最終章
エステの先
正しい場所をもとめて
エピソード0
幼少
木下いづみ誕生
普段優しいのだけれど怒るとめちゃ怖い父、優しくて天然な母、口数少ないおじいちゃん、よく喋るおばあちゃん、優しいお兄ちゃん、少しやんちゃな弟、一緒に犬小屋で寝るくらい大好きなシベリアンハスキーのプリンの8人家族で育ちました。
男兄弟に挟まれて育ち、おしとやかというより身体を動かして遊ぶことが好きな活発な女の子でした。
プリンの散歩は引っ張られながら毎日していました。
エピソード1
学生
エステを志すきっかけ
思春期にはいり男の子を意識しておしとやかになる
わけもなく
勉強そっちのけでテニスにあけくれる超体育会系女子に…
メンバーと時間いっぱいまで練習に明け暮れ
家に帰っても自主練習
いつしか男子に腕相撲でも勝つようになり
腕っぷしには自信がありました。
いつもの部活終わり、肩がこったという
友達の肩をもんであげたとき
とても喜んでくれ、それがうれしくて
進んで母や友達の肩をほぐしていました。
でも、母の肩がこる部分と友達の肩がこる部分が違い
同じ肩こりなのに違うのかと
独自に勉強してみたりしていました。
今思えばここが
エステの道を志すきっかけになったと思います。
エピソード2
専門学校
親の反対の末に
高校の卒業が近くなり進路をどうするかと親に聞かれ
エステの仕事がしたいと話すと
まだエステという仕事が定着していなかったころで猛反対
泣く泣く地元である京丹後の
バスガイドとして働き始めました。
でもやっぱりエステを仕事にしたい。
このままだと後悔すると思い
お金を貯めて自分で
大阪のエステの学校に通い始めました。
そこでの毎日はとても楽しく
エステについて学ぶこと考えること
どれも一つ一つが新鮮でのめりこんでいきました。
エピソード3
社会人
プロとしてのスタート
と挫折
エステの学校もあっという間に卒業となり
大阪のエステサロンに就職が決まりました。
いよいよ夢にまでみた
エステサロンで働くことになりました。
が
現実はそこまで甘くはなく
いろんな挫折がありました。
同じ新人の人と同じお客さんを施術させていただいて
2回目来られた時は私ではなくもう一人が指名されたり
君じゃなくて他の人に変えてほしいと言われたり
そのたびに自分の足りないものを探し
勉強しどうしたら喜んでもらえるのかを考えました。
そのうち、認めてくださるお客さまに出会い、泣いて喜んだことを今でも覚えています。
私を必要としてくださった。
私を指名してくださった。
私は私にできることを
精一杯考えて勉強してお客さまに喜んでもらおう。
そう強く思いました。
仕事にも慣れ始めたころ
いつものように準備をしていると
「このコースをあのお客さまに勧めて」
とオーナーから言われました
でも、そのお客さまの悩みは
そのコースを受けても解決できないものでした。
自分を信用して選んでくださっているお客さまに
意味のないものを売り上げのために勧めないといけない
このことがとてもつらくてそのサロンを辞めて
他のサロンに移りました。
が
そこでも重要視されるのはお客さまではなく売り上げ
エステってこういうものなのかとエステが嫌になり
エステの仕事から離れ全く違う仕事を始めました。
エステの仕事がしたくて飛び出した地元。
このまま大阪にいても確かに意味がない
そう思って大好きな地元に帰りました。
地元の京丹後に戻ってまず始めたのは
エステサロンの求人を探すこと
やっぱり好きだったエステをもう一度仕事にしたいと
探しましたがなかなか求人がなく
たまたまみつけた求人広告に
すぐ飛びつき面接に行きました。
採用されもう一度好きだったエステを仕事にできました。
でも。
その店も売り上げ重視・・・
お客さまの立場に立った
そのお客さまにあうもの
合う形のエステじゃいけないのか。
お金をもらうためのエステなのか。
お客さまの悩みを解決するのがエステじゃないのか
自分の中で葛藤しつつも
このサロンを辞めてしまっては
もう求人がなくエステの仕事が
できなくなってしまうかもしれないと
違うと思いながらも必死になっていました。
最終章
エステの先
正しい場所をもとめて
そんな時縁あって出会ったのが
前職場の社長です。
その方の考えは私が思っていたエステにとても近く
「お客さまに愛をもって接しなさい。必ず伝わるから」と
すぐにそのサロンで働かせてくださいと頼みました。
何とかその人のようになりたくて何度も話を聞きに行き
やり方を見せてもらい、考え、もう一度学びなおしました。
お客さまに愛をもってと本心から言っておられるからこそ
技術にもとても厳しく何度も何度も怒られ
時に下手くそ!やめてしまえ!といわれることもありました。
でも、傷ついている暇はない、とにかく勉強と練習
この人の想い、技術を学びたいと食らいついていきました。
仕事にも慣れて数年たったころ
この人のようにお客さまを大切にする。
そんな自分のお店を持ちたいと思うようになりました。
その思いは次第に強くなり手のひら返されることを覚悟に
社長に相談しました。
すると
「良いと思う。あなたはとても上手になった。やっていきなさい」
とその時初めて厳しかった社長に褒められて
背中を押して下さり
それをきっかけに地元の京丹後をでて
豊岡市でこのエステサロンkinomiを始めました。
年齢も、性別も関係なく
自分を選んでくださるお客様を大切な家族のように
お一人お一人の悩みに寄り添って、解決に導く
このkinomiは
そういうお店でありたいと思っています。
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